Q&A

湿板写真に興味はあるけど、よくわからないことがある
そういったお悩みを解決するのがこのコーナーです
こちらは随時更新を行いますが、このQ&Aでも分かりにくいことがございましたらお問い合わせフォームへお願い致します

 

Q:湿板写真はどのくらい長い時間動かなければ綺麗に撮れますか? 

A:天候や明るさに大幅に影響がありますが、最短で約0.6秒で撮影が可能です。

基本的に屋外で晴れの場合は2-6秒。曇りや雨で15-60秒くらいです。晴れの状況を人物撮影の場合は推奨します。

Q:湿板写真を行う際の所要時間はどのくらいでしょうか?

A:枚数にもよりますが、1枚約40分。4枚でおおよそ3時間程度でご検討ください。撮影後、おおよそ40分ほどの後処理などもありますため、お時間ある時にいらしていただけると幸いです。

Q:湿板写真には色が付きますか?

A:ハロゲン化銀による反応のためカラフルな色は付きません。単色でおおよそ赤茶色(セピア色に近い)の色彩になります。ただし湿板写真を使った着彩処理は場合によれば可能です。

Q:どのような形で最終的に湿板写真を渡してもらえますか?

A:コーティング処理を希望されない場合は即日でお渡しが可能です。またご希望であれば郵送も致します(着払い)

現段階では額縁に入れてお渡ししていますが、ガラス板の形式が今後変わる可能性があり、その都度変更する恐れがありますことご了承ください。

Q:ガラスだと割れるのが不安です。ガラス以外には撮影できませんか?

A:可能です。一般的にガラスのものをアンブロタイプと呼び、金属のものをティンタイプと呼んでいます。ガラス以外の場合はそのための別途料金を頂くことがあります。お問い合わせフォームに事前にガラス以外を希望の場合はご連絡ください。

Q:2Lサイズ以外にも撮影はできますか?

A:はい、できます。現在新しい形式についても模索しており、油絵の形式であるF、Sや、更に大きい50cm×50cmなどの準備をしております。ご希望の形式がございましたら事前にお伝えをお願い申し上げます。

Q:撮影場所はどこが一番良いのでしょうか?

A:基本的には屋外での撮影を推奨します。また作業工程などの関係上、暗室用におよそ120cmのテントを設置し行う場合がございますため一番良いのは庭です。

それ以外の場合はお客様の室内や庭先にテントを設置し、目的の場所にフィルムを運び撮影することが予想されます。

Q:ペットの写真を撮りたいのですができますか?

A:はい、できます。露光時間を最短で0.6秒前後にすることができるためそれまで動かない場合は綺麗に撮影ができます。

Q:撮影対象に向いていないものはありますか?

A:湿板写真は近紫外線領域を含む光で撮影するため、人間の目に見える階調とは異なって見えます。

対象が白い場合は白く光りやすく、空などの青色は白くなりやすいです。また、黄色や赤が黒に近い階調になります。

白いものが描写が苦手、というぐらいです。

Q:どうしても室内で撮影が行いたいです。可能でしょうか?

A:はい。できます。ただ室内の光の状況により露光時間が大幅に変化します。また、必要であればライティングを行い露光時間を短縮することができます。